赤鉄鋼弐式

 Wiiのロンチタイトルの中でも浮いた存在だった一際異彩を放っていたRED STEELの新作タイトルである。2といっても前作とは全く話につながりは無く、世界観も外人が勝手に想像した昭和の日本ではなく、西部開拓時代と近代が混濁した割とカオスな世界観である。ただ、あちこちに日本語が書かれてあるので日本かと思えば、基本言語は英語という意味不明な世界でのお話。

 カウボーイハット、日本刀、拳銃の出で立ちから「ライジング斬 ザ・サムライガンマン」をどうしても意識せずにはいられない。むしろ、あのゲームのオマージュじゃねぇのか?とすら思えてならない。あのデビルメイクライもゴッドハンドもライジング斬をオマージュ*1したんだしな。マイナーなゲームだったが、その影響力の大きさは計り知れない。取り敢えず今作はモーションプラス専用ゲーらしいので、同梱版を購入。

 で、肝心のゲームはどうなんかというと、前作がヤ○ザとの決闘の時のみ刀を抜き、それ以外は基本的なFPSだったのに対し、今作は常時刀と銃を使い分けて戦う3Dアクションゲーといったところである。FPS……と言えなくもないが、刀メインだからあんまりシューティングって感じが無いからなぁ。無論Wiiという事もあり、刀アクションはリモコン振り回しである。

 モーションプラスを初めて使った訳だが、どうなんだろ……同じゲームで使用前と使用後の比較が出来んからよく解らん。まぁ、前作に比べれば刀を振る際の誤爆は減ったような気がしなくも無い。今のところの感想としては「世界観は前作の方が良いかな……」である。今作のカオスな世界観も悪くは無いが、やはりあの外人の勘違いを寄せ集めた日本観が神過ぎる……フリーズバグ多かったけどな。


ダサカッコイイくらいが主人公としては丁度良い今日の一言
「何で未だにあのOPはカラオケに入らないんだろう?」版権の絡みなんだろけどゲームの制作会社はとっくに倒産してるし、誰が権利持ってるんだろ?

*1:私がそう思っているだけで真相は不明