休日の贅沢

 先日は友人達と呉でプロレス観戦なぞしておりました。まぁ、ドラゲーの地方巡業なんですけどね。好きな団体ではありますが、流石に全国津々浦々追いかけるだけの気力と財力は無い。今回は目玉(?)として、アブドーラ・ザ・ブッチャー氏がゲストで参戦しており、往年のフォーク攻撃や、地獄突き、そして毒針エルボーを生で観る事が出来たのは僥倖でした。

 とはいえ、御年69歳という老齢とあの体型という事もあって杖を突いて歩いており、リング上でも殆どコーナーポストから動かないという、晩年のジャイアント馬場のような状態でした。当然ブッチャーという事で、極自然な流れで流血沙汰だった訳だが、客席には子供もいたのでトラウマにでもならないかと、いらん心配をしてしまう。

 観戦後は、広島市内に戻って久しぶりの焼肉。宮崎牛を扱っているという店があるという話があり、「じゃあもうそこしかねぇだろ」という事で、その店に決定した。パッと見の外見や脂の乗り方とか、普段見ている肉とは明らかにモノが違う。肉は焼いても柔らかく、そして見た目通り美味い……普段行く食い放題の肉が如何にケチ臭いかを思い知った。特にあのハラミは反則だ。

 まぁ、その分お高いんですけどね。だが、たまにやる贅沢としては悪くない選択だ。20代の頃は質より量を重んじていたが、今となっては食も細くなり、食い放題の店に行っても派手に喰えなくなった訳だし、量より質へシフトするべき時なのではなかろうか。いや、ホント宮崎牛美味かったわ。


だからこそ和牛には滅んで欲しくない今日の一言
「もう“思い”とかいい加減聞き飽きた」結局いつも何も考えて無ぇじゃねぇか