昨今のゲーム業界事情を妄想してみる

 BIOSHOCK2BORDERLANDS(両方日本語版)をやっていて、XBOX360ダッシュボード上でのタイトル表示の末尾に(JPN)と表示されている事に気付く。過去にローカライズされたゲームにはそんな表記は無かったから、表示されだしたのは割と最近の話なのだろう。で、その理由も何となく理解した。

 要はオンラインでマルチプレイをする際に、ローカライズ(JPN)されたゲームは隔離されており、日本語版ユーザー同士でしかマルチプレイが出来ないという事らしい。北米版やアジア版、他国ローカライズがどうなっているのかは知らないが、これってXBOX360が提唱する「世界中に友達やライバルが〜」っていうのを反故にしてねぇのかな?事情としては国ごとに描画や表現に規制が掛かる事により、同時接続をした際に不整合を起こすとか、その辺なのだろうか。でなければ、単純に世界から日本語版がハブられてるだけか。

 別にボイチャで外人とコミュニケーション取る訳じゃないし日本隔離でも良いんじゃね?とも思うが、マルチプレイで遊ぶにしても日本で売れてなかったら、どんなに面白かろうが終始過疎状態になってしまう訳で。まぁ……やる気のある奴は日本語版なんてブッチして北米版やらアジア版買ってるんだろうけどね。L4Dのように輸入版でも日本語字幕サポートとかしてくれれば問題無いんだろうけど、ローカライズが飯のタネになっているSPIKEとかにしてみれば涙目以外の何者でも無いだろうし、海外メーカーもそこまで手間隙掛けるほど日本のシェアに旨味があるとは思っちゃいないんだろうな。

 国内大手メーカーにしても、自社ブランドに関しては海外を意識してゲーム作ってる訳だし、国内メーカーにしてみても、日本のユーザーを最優先するメリットは無いのかも知れない。御時世と言えばそれまでだが、それはそれで何か寂しく寒い時代ですよ。


そもそも本当にやる気のやる奴はPC版で遊ぶ今日の一言
「踏ん張らなくて良いからそのままタヒね」28.6%の人達はまだ頭の中はお花畑なのか…そもそもこの数字自体どこまで信用して良いのか不明だが