LEFT 4 DEAD

 XBOX360日本語版発売からそろそろ一週間になるL4Dに首っ丈な今日この頃、如何御過ごしであろうか。ちなみにタイトルの訳は絶対に違うので気にしないで頂きたい。FPSというジャンルに対して微妙な反応が多い日本において、何やら奮闘している模様であるらしく、発売当日になって「まぁ行けば普通にあるだろ……」とかタカを括ってゲームショップにノコノコ足を運んだものの、日本語版は完売している始末であり、日本語版の発売までいちいち待ったのに買ったブツは結局アジア版という、非常にお粗末なエピソードがあったりもする訳で(アジア版だろうが北米版だろうが、ちゃんと日本語対応してるので全く問題無いが)。

 関東在住の友人曰く、首都圏でも品切れの店が多く、結地元でどうにか手に入ったとの事らしい。元より品薄ってのもあったんだろうが、何やら予想以上に売れているようで。ゲームとしては、何やら感染するとゾンビになってしまう物騒なウイルスにドップリ浸かったゾンビ集団から4人の生存者が協力してそこから脱出するという、B級ホラー映画を演じるFPSと言えばいいのだろうか。

 日本でゾンビゲー(?)といえばBIO HAZARDシリーズが真っ先に連想される事であろう。シリーズも後を追うに連れて、初代のような怖さが無いだとか、ゾンビを撃つだけのゲームに成り果てたとか、最早相手がゾンビですらないだとか、まぁ色々言われていたりもするらしいが、取り敢えず日本を代表するゾンビゲーはBIO HAZARDじゃねぇですかね……ハリウッドで映画化されるまでに至った訳だし。

 BIO HAZARDもそうであったし、ゾンビ映画でのゾンビは「あ゛〜〜」とか「ま゛〜〜」とか人語ですらない事を呻きながらゆっくりにじり寄って来るものが大半である。死んでるから撃っても殴ってもあんまし堪えて無さそうな感じで、数に物言わせて確実に追い詰めるといった奴。ところがL4Dのゾンビはその常識から大きく外れてやがる。走る、飛び掛る、壁やフェンスをよじ登ると、まぁ元気なものです。しかもそれが列を成して売り尽くしバーゲンセールに突撃するマダム共の如く猛然と走り寄って来るのだ。撃てば普通に死ぬるが、湯水の如く現るんだから怖いったらありませぬ。攻撃も噛み付いて感染させるとかではなく、蹴る殴るの暴行である。舌を伸ばして首絞めてくる奴とか、いきなり飛び掛ってマウント取って来る奴、喀痰吐き掛けて来る奴(当たると臭いに釣られて大量のゾンビが寄って来る)、果てはマッチョなゾンビとか………まぁ色々ですよ。

 XBOX360ユーザーならやっておいて損は無い……はず。スペックの問題が無いのであればPC版でも良いけどね。と、ゲームのネタオンリーで〆る事にする。


CPUの分際で頼もし過ぎて惚れそうな今日の一言
アイスランド終了のお知らせ」実際に崩壊状態みたいだしな……