アールピーッズィー!!

 という叫び声を聞いて、ロケット弾が飛んでくると思った人はFPSを嗜んでいる人だ、と勝手に解釈。で、まぁ今日はちょっとRPG-7…ではなくロールプレイングゲームについて少し考えてみた。

 日本のRPGといえばDQ、FFってのが代表的になるのだろう。去年末に発売されたFFの13作目は一本道をただ進み面倒臭い戦闘を経て垂れ流れるだけのムービーを観てストーリーに着いて行けず呆然とする(あくまでも私個人の見解です)という内容で世間の評価は真っ二つに割れたものの、何だかんだで結構な数を売ったらしいですね。まぁ初週売り逃げ……なのかも知れないが。

 某所で終始一本道とか、里見の謎とか、レールプレイングゲームとか、ファルシのルシ(笑)とか、またNo村のon a kneeかよっ……などなど散々な言われようでしたが、まぁ好きな人は好きらしいので、やらない人はそっとして置いてやるのも優しさだし、擁護おts……好きでやってる人にしてみれば、そこまで馬鹿にされる理由も無いしな。大体日本のRPGって殆どストーリーは一本道じゃないっすか……マップまで一本道ってのは滅多に聞かないけど。

 前述した通り日本のRPGはストーリー上で紆余曲折あるにはあるが、結局は一本のレールを辿るタイプが大半である。街に到着→お遣いイベント発生→ダンジョンとかでウロウロ→ボス戦→次の街へ、というサイクルを繰り返すのが主流……なはず。んで、その間にムービー挿入したり、無駄に豪華な声優喋らせたりと色々尺稼ぎをして構成しているのが現代のRPG…に限らず大体のジャンルでもそうか。まぁ……最近だと尺稼ぎがメインになって、ゲームがおまけみたいな感じになっているゲームも少なくないが。そういうのが嫌で私はRPGを忌避するようになったのかも知れない。冗長なムービーや会話が面倒のもあるし、それが薄っぺらだとやる気を根こそぎ削がれる。

 少なくともFF13にはそういう感情が発売前からあったし、某所の動画を観て「やろう」という感情は起こらなかった。そもそもやろうとしてもハードが無いし、その為にハードを買うというのも違う。とはいえ、発売当初こそ馬鹿にはしていましたが、別に一本道ゲーが悪い訳ではないと思うんですわ。過去の名作だって殆ど一本道な訳だし。一本道だと思わせないように寄り道要素という形で横道に逸らす努力もしてますしね。隠しアイテム、隠しダンジョン、隠しボス、隠しイベント……他何かあるか?まぁメインストーリー以外のところに外因要素として「それをやるもやらないも貴様次第!」というスタンスで配置してるじゃないですか。尤も、やらないと負けみたいな風潮が強い感じがしなくもないから、結局半強制要素だよね……と思う時もあるが。

 隠し要素もそうだが、やれあっち行って来いとか言われるままに、面倒臭いダンジョンを延々練り歩いてボスを屠るのをが嫌で、それが煩わしいと感じる人には案外FF13は向いているのだろうか……一応後半になればそれなりに自由に動けるらしいですけどね。面倒を省くだけ省いた結果だと考えも出来なくは無い。ならFF7ACみたいにCG映画にでもしとけよとも思うけどね。これがRPGの新しい姿だというのであれば、まぁそう主張するならそれで良いと思う……が、果たして海外でどんな評価が下されるんでしょうね。

 結局FFの話になってしまいましたが、例え一本道でもストーリーが秀逸ならRPGとしては価値があるのではなかろうか。と、言う為にここまで無駄に文章を綴ってしまいました。尤も、ストーリー性だけなら別にRPG固執する必要も無いんですけどね。


どの道RPGはあんましやる気になれない今日の一言
「友愛される前に保護した方が良いんじゃねぇの?」西松の件に限らず前例は一杯ある訳だし