達成する事よりも、それを維持する事の方が困難である

 データ貯蔵の為に2年前に購入した外付けHDD(160GB)なのだが、どれだけ容量が大きい(最近では160GBも大した量では無いか)器でも、いずれは許容量を超過して溢れ出してしまうものだ。HDDの場合は溢れるような事は無いが保存出来なくなってしまう訳で、保存出来ない記憶装置など価値の大半を喪失しているようなもんだ。

 な訳で、DVD-R数枚分に退避させて容量確保を図った次第であるが、やはり一層焼きでは枚数が膨らんでしまい管理が面倒である。そして光学メディアは保存状態にも寄りけりだが寿命もある。10年前くらいに焼いたCD-Rなんて、今まともに読んでくれるかどうか怪しいもんだ。DATとか使えば一度に退避させる容量も多くなり、光学メディアに比べると寿命も長め……のはず。何より光学メディアよりも更にコンパクトだ。とか、たかだか個人データのバックアップの為にDATとかアホな発想に至り、あれこれ調べたが100k仕事になる事が発覚し、いよいよ只の妄想に回帰してしまう。

 思ったよりかは安いが、費用対効果の面で見ると正直微妙………というか、素直に外付けHDDとか買った方が賢い。HDDの容量ばかり肥大化してしまい、少々のメディアではバックアップが追い付かないという何気に良くない状況。二層焼きにしても焼け石に水だろうし………せめてDATドライブがもう少し安くなればと思うが、まずありえんだろうなぁ……。


バケツいっぱいの水をお猪口で掬い続けるような今日の一言
「電話台数をいくら増やしたところで失った年金の支払データは浮上しませぬ」まぁ……これも先送りだろう

MELT屋で日記の最後に綴っていた今日の一言を復活させてみた。これあってこそのMELT屋かなぁ………と、自分で勝手に思い込む。