2008年総括


 今年一年やらかしたゲームの評価なんぞしてみようと思った次第。結構長くなるので興味無ければスルーで。



マーセナリーズ2:ワールド イン フレームス(XBOX360) 評価:★★★

 要請一つで空爆したり砲撃したり、戦車を出前して見たりといったコンセプトは前作と同じ。モノと金に糸目をつけなければ大体何とかなる大味さは好感が持てるが、そこらかしこに空爆用の爆弾とか砲弾が何故か放置されているので、別に組織から買う必要性が無いので、あんましお金の意味が無くなっているのが残念でならない。ちなみに重要人物全員生け捕りで実績解除があるが、敵兵は近くに誰がいようとも構わず手榴弾やらRPGやらで攻撃してくるのでよく死ぬ。酷い時は突如飛び降り自殺で死ぬ。その為簡単に思えてどうして敷居が高いので諦めた。


大乱闘スマッシュブラザーズXWii) 評価:★★★★

 任天堂が満を持してリリースしたキラータイトル。事実販売数はミリオンオーバーしてるからキラータイトルなんであろう。リモコン+ヌンチャクだけでなく、リモコン横持ち、クラッシックコントローラ、GCパッドと対応しているコントローラーも多いが、逆に言えばWiiたる所以のリモコン+ヌンチャクの操作インタフェイスでは無理があり過ぎると事実も浮き彫りに。

 Wi-Fi接続によるネットワーク対戦も実装して向かう所敵無しと思いきや、案の定ラグが酷い時間帯は対戦が成立しない事もしばしば。キャラバランスも個人的に微妙感が拭えなかった。総じて新キャラは強めで、古参であればあるほど弱体化の憂き目に遭っているといったところであろうか。まぁ、それを踏まえても良ゲーではあった。


突撃!!ファミコンウォーズVS(Wii) 評価:★★

 ぶっちゃけ、序盤で飽きて放置orz(評価ですらないな……)


メトロイドプライム3 コラプションWii) 評価:★★

 同じく序盤で放置。言える事があるのなら、リモコン+ヌンチャクでやるには無闇にアクション性を要求し過ぎな感があるのと、省略しても別に差し支えない所でいちいちリモコン固有の操作をさせて欲しくなかった。


モンスターハンターポータブル2ndG(PSP) 評価:★★★★★

 間違いなく今年屈指のヒットタイトルだと思う……未だに遊んでるし。私自身モンハンはコレから入ったクチ(厳密にはMHP2nd)なのだが、どれだけ強い装備で身を固めても知らないと勝てない、巧く無いと勝てない、準備不足でも勝てない、ドラゴンの強さを巧く表現出来た数少ないゲームだと実感している。それ故に好き嫌いがハッキリ出るゲームでもあるわな。


エースコンバットX(PSP) 評価:★★

 まぁ………良くも悪くもエスコンですな。


起動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムPSP) 評価:★★★

 いわゆる連ジ系の最新作。PS2で出すかと思いきやPSPのみでリリースする辺り、対戦ツールとしての利便性とPSPの勢いを良く理解していると思った。MSの追加以外はほぼアーケード丸々移植なので、一人でやると案の定飽きが早い……現に周囲に対戦者がいないので直ぐ飽きた。


無双OROCHI 魔王再臨PS2) 評価:★★

 三國と戦国のクロスものの続編。この土壌だと三國からも戦国からも新キャラを出せないので封神演義やら源平やらの引き抜きになる訳だが、女 女過(ジョカ)と伏犠は過去の三國作品で出てるしなぁ……悪くは無いが、真新しさは無い。余談だが後の発売された360版は処理落ちが酷い事で評価はガタガタらしい。このシリーズからして元より処理落ちが酷いのだが、騒ぎになる位なのだから輪を掛けて酷かったのであろう。尚、2008年10月3日よりタイトルアップデートの配信が行われているらしく、パッチ適用後及びパッチ適用済パッケージではある程度の改善はされているらしい………が、天下のコーエーがこの体たらくではな。


BLACKSITE AREA51(XBOX360) 評価:★

 厳密に言えば購入は去年末なのだが。それはさて置いて、東京で期待して購入した割には中身は平凡なFPS。武器も少ないし、洋ゲーの分際でゴア表現はほぼ無し(偏見)。ていうかFPSで対象がTEEN(CEROでいえばBに相当か)って何よ……案の定対戦も超過疎状態でありました。


世界樹の迷宮2(DS) 評価:★

 何だかゲームバランスがより妙な方向に。それだけならまぁ何とか……と思っていたら、前作をも凌ぐバグの数々。アトラスにまともな人材はいないらしい。


リズム天国ゴールド(DS) 評価:★★

 せめてタッチペン操作とボタン操作の選択権くらいあっても罰は当たらなかったと思う。


ORANGE BOX(XBOX360) 評価:★★★★★

 去年末にBLACKSITE AREA51ではなく、これが購入できていればあんな悲劇は無かっただろうに。と、思うくらいの良作。中身はハーフライフ2、EP1、EP2、PORTAL、TEAM FORTRESS2のFPS同梱パッケージ。ハーフライフ2は古いFPSながらに丁寧に作られており、ストーリーも秀逸。EP3が待ち遠しいが、未だ本場でも発売日は未定。PORTALFPS+パズルという類を見ない組み合わせで、とてもオマケで作ったモノとは思えない完成度でした。


Grand Theft Auto Ⅳ(XBOX360) 評価:★

 箱庭系の草分けともいえる名作シリーズ………と、世間では言われているらしいが、イマイチツボが解らず案の定放棄。まあ……自由度は高いんだろうけどさ。


LOST PLANET COLONIESXBOX360) 評価:★★★★

 オンライン強化パッケージ。マップや武器、使用キャラの増加とオンラインバトル方面に特化。前作も丸々同梱されていて、タイムアタックやスコアアタックと一応オフ方面にもそれなりに。とはいえ、既に遊び尽くされている感も否めないので、過疎化は割と早かったような気がする。それでもゲーム自体の出来は秀逸である事に変わりは無く、未だに友人達と遊んでるくらいである。


unreal TOURNAMENT3(XBOX360) 評価:★★★

 キャンペーンは放置気味だが、たまにオンで参加してたりする。腕前に関しては……まぁお察しくださいってところか。やはり、好きだけでは生存率は上がらんな。FPSとしてはスポーツFPSといえば良いのだろうか。撃てば大概の敵はすぐに死ぬが、こっちも撃たれればすぐに死ぬ。そして即復活という、命の安いゲームシステムである。


タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROESWii) 評価:★★

 基本はマブカプ2。キャラがタツノコ系のキャラに変わっただけと言われればそれだけかも知れない。CPACOM側は穿り返せばいくらでも登場キャラを増やせるが、タツノコ側はそうもいかないらしいので、総キャラ数に関してはこんなものなのだろう。まぁそれでももう少しキャラ数が多くてもと思ってしまうのですよ。CAPCOM側も持ってくるキャラが面白いのか微妙なのか判断に苦しむ。ミニゲームで無理矢理リモコン固有操作あり。


GALAGA LEGIONS(XBOX360) 評価:★★★

 ダウンロードコンテンツ専用ソフト。弾幕系ならぬ群集系STGなのだろうか。シンプルながらも敷居は高く、未だに全クリ出来ない始末。


バイオニック コマンドー マスターD復活計画(XBOX360) 評価:★★★

 ダウンロードコンテンツ専用ソフト。バイオニック コマンドー(邦題:ヒットラーの復活)のリメイク。グラフィックやBGMのアレンジ以外は基本的に同じ。懐かしいのでつい購入したが、懐かしがるほどの思い入れがあるかといえば実はそうでも無かったり。


FallOut3(XBOX360) 評価:★★★★★

 年の瀬に現れた伏兵。オブリビオンの製作スタッフが制作しただけに、自由度の高さは折り紙付き。核の炎に包まれた後の世界という、まさに北斗の拳を思わずにいられない世界観、飲み食いするのも被曝覚悟、放射能の影響で巨大化凶暴化した動物や虫、そしてモヒカン。堪りませぬ。

 言う事なしの面白さだが、日本語版はゴア表現や一部のクエストが大人の事情でオミットされているという、かなり残念仕様に。何の為にZ指定なのかと小一時間(ry


 何か360ばっかしなのは、360にやりたいゲームがあっただけの事である。